株価の低迷
危険水域 株価200円割れ“210社”
2008年09月13日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
企業倒産が深刻化している。民間調査機関の帝国データバンクが8日発表した企業倒産集計によると、8月の倒産件数は1018件と、5年ぶりの高水準となった。追い打ちをかけるのが、株価の低迷だ。これ以上、株価が下落すると倒産が続出しかねない。
市場が注目しているのは、株価200円企業だ。
「株価が200円を切ると金融機関や機関投資家が、自動的に一斉に売り始めるのです。そうなると、株価はどこまで下がるか分からない。企業の方も200円だけは維持しようと必死です」(市場関係者)
9日時点で株価が200円割れしている企業は、1部上場だけで約210社もある。
そのまま100円割れに突入すれば、黄信号がともる。
「バブルの頃は株価50円割れが倒産予備軍とされたが、現在は株価100円割れがメドになっています。株価が100円割れすれば、自己資本を毀損(きそん)し、信用収縮に歯止めがかからない状況に陥る。そうなると一気に倒産企業が増えます」(経済ジャーナリストの重道武司氏)
●100円割れは65社
株価100円割れは、東証1部上場で65社にも上る。「アーバン」や「大末建設」「新井組」など、大半は建設関連だが、情報・通信、銀行業も目立っている。もちろん、株価100円割れが即、倒産に直結するわけではないが、金融機関からの融資も厳しくなる。
時価総額が急減している企業も危険だ。時価総額が東証の上場廃止基準を下回る企業が9月1日時点で17社もある。
●9月中間決算が引き金に
9月に入って、ガ然、注目されているのが中間期決算だ。08年4―6月期の経常収益は、金融機関と新興企業を除く3月期決算の上場企業全体で16%も減少した。このためこの上半期の業績を下方修正する企業が続出するのは確実。9月中間期決算が悪化するのは避けられないだろう。
「中間期決算が発表される10〜11月に日経平均株価が急落するのは確実とみられています。ただでさえこの時期には12月期のファンドの解約売りが殺到するのに、11月に予定されている衆院選まで“政治空白”が続き、手が打てない。日経平均株価1万円割れが本気で懸念されています」(兜町関係者)
年を越せない企業が続出するのではないか。
【株価100円以下企業】
◇社名/業種/株価
◆アーバンコーポレイション/不動産業/1
◆エス・サイエンス/非鉄金属/6
◆山水電気/電気機器/7
◆サクラダ/金属製品/11
◆飛島建設/建設業/18
◆シルバー精工/機械/18
◆ベンチャー・リンク/サービス業/29
◆大末建設/建設業/31
◆新井組/建設業/33
◆あおみ建設/建設業/33
◆日特建設/建設業/33
◆東海観光/サービス業/36
◆佐田建設/建設業/39
◆若築建設/建設業/40
◆東洋建設/建設業/41
◆ロプロ/その他金融業/42
◆旭テック/鉄鋼/47
◆ナイガイ/繊維製品/48
◆熊谷組/建設業/51
◆エコナック/繊維製品/55
◆コロムビアミュージックエンタテインメント/情報・通信業/55
◆シルバーオックス/繊維製品/55
◆世紀東急工業/建設業/56
◆ハルテック/金属製品/57
◆エス・バイ・エル/建設業/58
◆蛇の目ミシン工業/機械/58
◆アゼル/不動産業/59
◆住友石炭鉱業/鉱業/60
◆石川製作所/機械/60
◆日成ビルド工業/建設業/61
◆ティアック/電気機器/61
◆宮地エンジニアリンググループ/金属製品/63
◆三井住友建設/建設業/69
◆大東紡織/繊維製品/69
◆東日カーライフグループ/小売業/69
◆大豊建設/建設業/70
◆井筒屋/小売業/70
◆日本コンベヤ/機械/71
◆太平洋興発/卸売業/71
◆浅沼組/建設業/72
◆兼松日産農林/その他製品/73
◆さが美/小売業/74
◆不動テトラ/建設業/76
◆福島銀行/銀行業/78
◆藤和不動産/不動産業/78
◆ケンウッド/電気機器/79
◆豊和工業/機械/80
◆トーア紡コーポレーション/繊維製品/82
◆大東銀行/銀行業/82
◆間組/建設業/83
◆林兼産業/食料品/83
◆ツカモトコーポレーション/卸売業/83
◆丸善/小売業/83
◆川島織物セルコン/繊維製品/84
◆松尾橋梁/金属製品/88
◆エーアンドエーマテリアル/ガラス土石製品/89
◆富士興産/石油石炭製品/90
◆栗本鉄工所/鉄鋼/90
◆新日本建設/建設業/91
◆ユニチカ/繊維製品/93
◆長谷工コーポレーション/建設業/95
◆東和銀行/銀行業/96
◆岩崎通信機/電気機器/98
◆シンキ/その他金融業/98
◆東海染工/繊維製品/100
※すべて東証1部
2008年09月13日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
企業倒産が深刻化している。民間調査機関の帝国データバンクが8日発表した企業倒産集計によると、8月の倒産件数は1018件と、5年ぶりの高水準となった。追い打ちをかけるのが、株価の低迷だ。これ以上、株価が下落すると倒産が続出しかねない。
市場が注目しているのは、株価200円企業だ。
「株価が200円を切ると金融機関や機関投資家が、自動的に一斉に売り始めるのです。そうなると、株価はどこまで下がるか分からない。企業の方も200円だけは維持しようと必死です」(市場関係者)
9日時点で株価が200円割れしている企業は、1部上場だけで約210社もある。
そのまま100円割れに突入すれば、黄信号がともる。
「バブルの頃は株価50円割れが倒産予備軍とされたが、現在は株価100円割れがメドになっています。株価が100円割れすれば、自己資本を毀損(きそん)し、信用収縮に歯止めがかからない状況に陥る。そうなると一気に倒産企業が増えます」(経済ジャーナリストの重道武司氏)
●100円割れは65社
株価100円割れは、東証1部上場で65社にも上る。「アーバン」や「大末建設」「新井組」など、大半は建設関連だが、情報・通信、銀行業も目立っている。もちろん、株価100円割れが即、倒産に直結するわけではないが、金融機関からの融資も厳しくなる。
時価総額が急減している企業も危険だ。時価総額が東証の上場廃止基準を下回る企業が9月1日時点で17社もある。
●9月中間決算が引き金に
9月に入って、ガ然、注目されているのが中間期決算だ。08年4―6月期の経常収益は、金融機関と新興企業を除く3月期決算の上場企業全体で16%も減少した。このためこの上半期の業績を下方修正する企業が続出するのは確実。9月中間期決算が悪化するのは避けられないだろう。
「中間期決算が発表される10〜11月に日経平均株価が急落するのは確実とみられています。ただでさえこの時期には12月期のファンドの解約売りが殺到するのに、11月に予定されている衆院選まで“政治空白”が続き、手が打てない。日経平均株価1万円割れが本気で懸念されています」(兜町関係者)
年を越せない企業が続出するのではないか。
【株価100円以下企業】
◇社名/業種/株価
◆アーバンコーポレイション/不動産業/1
◆エス・サイエンス/非鉄金属/6
◆山水電気/電気機器/7
◆サクラダ/金属製品/11
◆飛島建設/建設業/18
◆シルバー精工/機械/18
◆ベンチャー・リンク/サービス業/29
◆大末建設/建設業/31
◆新井組/建設業/33
◆あおみ建設/建設業/33
◆日特建設/建設業/33
◆東海観光/サービス業/36
◆佐田建設/建設業/39
◆若築建設/建設業/40
◆東洋建設/建設業/41
◆ロプロ/その他金融業/42
◆旭テック/鉄鋼/47
◆ナイガイ/繊維製品/48
◆熊谷組/建設業/51
◆エコナック/繊維製品/55
◆コロムビアミュージックエンタテインメント/情報・通信業/55
◆シルバーオックス/繊維製品/55
◆世紀東急工業/建設業/56
◆ハルテック/金属製品/57
◆エス・バイ・エル/建設業/58
◆蛇の目ミシン工業/機械/58
◆アゼル/不動産業/59
◆住友石炭鉱業/鉱業/60
◆石川製作所/機械/60
◆日成ビルド工業/建設業/61
◆ティアック/電気機器/61
◆宮地エンジニアリンググループ/金属製品/63
◆三井住友建設/建設業/69
◆大東紡織/繊維製品/69
◆東日カーライフグループ/小売業/69
◆大豊建設/建設業/70
◆井筒屋/小売業/70
◆日本コンベヤ/機械/71
◆太平洋興発/卸売業/71
◆浅沼組/建設業/72
◆兼松日産農林/その他製品/73
◆さが美/小売業/74
◆不動テトラ/建設業/76
◆福島銀行/銀行業/78
◆藤和不動産/不動産業/78
◆ケンウッド/電気機器/79
◆豊和工業/機械/80
◆トーア紡コーポレーション/繊維製品/82
◆大東銀行/銀行業/82
◆間組/建設業/83
◆林兼産業/食料品/83
◆ツカモトコーポレーション/卸売業/83
◆丸善/小売業/83
◆川島織物セルコン/繊維製品/84
◆松尾橋梁/金属製品/88
◆エーアンドエーマテリアル/ガラス土石製品/89
◆富士興産/石油石炭製品/90
◆栗本鉄工所/鉄鋼/90
◆新日本建設/建設業/91
◆ユニチカ/繊維製品/93
◆長谷工コーポレーション/建設業/95
◆東和銀行/銀行業/96
◆岩崎通信機/電気機器/98
◆シンキ/その他金融業/98
◆東海染工/繊維製品/100
※すべて東証1部










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